訪問診療とは
当院では、外来通院が困難な患者様に対して訪問診療を行っています。
訪問診療では、医師が定期的に患者様(ご自宅、施設)の元へ訪れ、計画的に治療・看護・健康管理等を行っていきます。
また、体調面でお困りのことがありましたら、診療日以外でも24時間365日体制でサポートいたします。
よくあるお問合せはこちら
当院が目指す訪問診療
プライムクリニックは、いつでも、どこでも、それぞれの患者様にとって最適なサービスを提供することを目指しています。
当院が考える最適な医療サービスは、患者様やご家族様が抱えている健康に関する問題を共有し、必要時にはご自宅にお伺いし、専門医による直接の診療・治療を提供することです。
そのため、以下の3つを柱とする診療を行っております
①日常的な診療(定期訪問診療)
- かかりつけ医として、患者様に寄り添う、総合的・継続的な診療
- 専門医と連携した、各疾患の日常的な管理・診療
- 病院への通院を継続しながら訪問診療での日常的なフォローも可能
②各診療科の医師による在宅専門診療(臨時往診)
- 患者様の生活・ご希望などに応じた、オーダーメイドの専門診療
- 重度のご病気(例:末期がん、精神疾患、重症心不全、ALS・パーキンソン病などの神経難病)や、さまざまな医療処置にも対応
③体調不良時の診療(緊急電話対応・緊急往診)
- 体調不良時は、年中無休の24時間365日の対応
- 必要に応じて、連携病院への入院を手配
"おもてなし"の心をもって、
オーダーメイドの在宅医療をお届けし、
健康生活をサポートいたします。
診療内容
一般的には、月2回程度の訪問を目安としています。
ご家族が同席できる土日に診療してほしい、回数を増やしたいなどのご要望があれば、お気軽にご相談ください。
診療内容につきましては、診察、検査、注射、処置、薬の処方など、外来時とほぼ同様の診療が受けられます。
在宅での専門診療について
当院には在宅診療経験の豊富な専門科医師が22名在籍しており、15の診療科目をカバーしております。
これら専門医が主治医と密に連携して、以下のような専門診療も行います。
総合病院と同様の診療を在宅でご提供できるように努めておりますので、これまで大病院で複数の診療科に通われていた方もご安心ください。
- 循環器内科
- 心不全、狭心症、不整脈などの心臓の病気を管理します。管理の難しい高血圧についてもご相談下さい。
在宅で心電図検査、ホルター心電図、心臓超音波検査、睡眠時無呼吸検査も可能です。
重度の心不全の患者様でも、こまめな内服調整や酸素療法などにより、再入院の予防に努めています。 - 消化器内科・外科
- 日常的な便秘のコントロールから、胃炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、肝硬変、消化器系のがんなど、幅広い病気に対応します。なお、消化器だけでなく泌尿器・乳腺のご病気についても、超音波検査で精査可能です。
- 呼吸器内科
- 肺炎予防の指導や、COPD、気管支喘息、間質性肺炎、肺癌などの慢性疾患を管理します。
在宅酸素療法の導入・管理も可能です。 - 脳神経内科・外科
- パーキンソン病、ALS、多系統萎縮症などの神経難病、脳腫瘍の対応や、特定医療費(指定難病)受給者証の更新も可能。
在宅でのラジカット点滴の実績もあります。 - 腎臓内科
- 透析中、慢性腎不全、糖尿病があり腎不全リスクの高い方など、腎不全をなるべく進行させないように注意して全身を管理します。腎不全の方への食事アドバイスも行います。重度腎不全の方には適切な透析導入のタイミングや紹介も可能です。
- 糖尿病・内分泌内科
- インスリン注射が必要な重症の糖尿病も、合併症に注意して管理します。
甲状腺・副腎・下垂体など内分泌系の病気も対応します。 - 血液内科
- 貧血の精査や、凝固異常、白血病、リンパ腫、骨髄異形成症候群などの重症な病気の在宅管理や治療も対応可能です。
- 膠原病リウマチ内科
- 関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症など、全身の症状をみながら管理します。
生物学的製剤の処方も可能です。 - 皮膚科/形成外科
- 湿疹、皮疹、水虫や、重度の褥瘡処置、巻き爪処置(専用ワイヤによる矯正)も積極的に行います。
写真による迅速な遠隔診療も可能です。 - 整形外科
- 急性/慢性的な痛みの診察・治療、骨粗鬆症の骨密度検査や、転倒予防の指導、リハビリ相談、関節内ブロック注射、ヒアルロン酸注射、コルセットの処方も行います。
- 泌尿器科
- 頻尿、血尿、尿失禁などの排尿トラブルのご相談や、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿路感染症、泌尿器系のがん(前立腺がん、膀胱がんなど)など、幅広い病気に対応します。
泌尿器系の超音波検査、尿道カテーテル(膀胱瘻含む)管理・交換、間欠的自己導尿の指導も可能です。 - 眼科
- 結膜炎、目のかすみ、白内障、緑内障、網膜疾患(糖尿病性網膜症)など、ご相談ください。在宅での細隙灯検査、眼底検査や眼圧測定も行います。
- 耳鼻咽喉科
- めまい、中耳炎、難聴、耳鳴り、副鼻腔炎、嗅覚・味覚障害や、日常的な耳掃除(耳垢除去)まで、みみ・はな・のどに関することは、何でもご相談ください。
- 精神科
- 認知症の周辺症状(例:性格変化、徘徊、昼夜逆転、興奮、暴言・暴力)、不眠、うつ病、 統合失調症の対応など、患者様ご本人だけでなく介護者の方もご相談ください。
- ペイン・緩和
- 慢性的な肩膝痛、腰痛、癌性疼痛など、 ブロック注射や麻薬を含めた薬物療法で疼痛を緩和し、苦痛な症状を改善します。
- 放射線科
- 当院外来部門でのレントゲン撮影ができます(送迎可)。
他院受診時、退院時の画像検査も読影し、正確にわかりやすく病状をご説明します。
※曜日によって、対応可能な診療科が異なります。詳しくはお問い合わせください。
在宅での検査・処置について
- 検査
- ・血圧、SpO2(経皮的酸素飽和度)測定
・血液・尿などの各種検体検査
・12誘導/ホルター心電図
・超音波検査(心臓、腹部、乳腺、甲状腺、頸動脈 など)
・各専門診療科での検査など
- 処置
- ・在宅酸素療法
・人工呼吸器
・点滴(末梢、中心静脈)
・胃ろう管理
・尿道カテーテル
・注射(静脈、皮下、関節内 など)
・神経ブロック注射
・ボトックス注射
・がん疼痛管理(麻薬を含む)
・胸水・腹水穿刺
・人工肛門
・各専門診療科での処置など
上記以外のご病気・検査・処置や、その他の診療科(泌尿器科など)についてはご相談ください。
対象となる患者様について
訪問診療では、お一人で通院が困難な患者様を対象としています。
したがって、年齢、性別、疾患および症状の程度は問いません。以下のような方が該当します。
- お一人で医療機関への通院が困難な方
- 在宅での療養を希望される方
- 退院後のケアが必要な方
- 認知症の方
- 寝たきりの方
- がん末期、神経難病、重度の障がいがある方
- 在宅療養が必要な慢性呼吸器疾患の患者様
- 胃ろうや尿道カテーテルを使用している方
※当院の診療体制の都合上、毎月継続した訪問診療が必要な方を優先してお受けしております(単発の臨時往診のみのご依頼は受け付けておりませんので、ご了承ください)。
24時間365日いつでも対応
訪問診療を受けられている患者さんが、訪問予定日以外の日に急に具合が悪くなった場合も、24時間365日いつでも対応いたします。
急な体調不良の際は、一切ご遠慮なく、お電話にてご連絡ください。
病状に応じて、医師が患者さんの元へかけつけ、緊急往診による診療を行います。
なお診察の結果、高度医療技術による検査や治療、あるいは入院加療が必要と医師が判断すれば、提携医療機関などへの受診・入院を手配いたします。
訪問診療を受けるまでの流れ
当院では、以下のような流れで、お問い合わせいただいてから迅速に初診を行っております。目安は3日以内ですが、お急ぎの場合や、土日・夜間の初診についてもご相談下さい。
- 1. お問合せ
- 当院の訪問診療をご検討される患者様・ご家族、医療・介護に関わる方は、お電話、フォームなどでお問合せください。
- 2. 面談
- お電話にてご要望等をお聞きした後、医師・事務員が訪問または電話で、自宅療養におけるご要望をヒアリングします。
- 3. 契約
- 診療内容にご同意いただけましたら、契約となります。
- 4. 訪問診療の開始
- 定期的に医師がご自宅や施設へお伺いし、訪問診療を行います。
主な訪問診療エリア
当院から約16km圏内を訪問診療エリアとしています。
詳細につきましては、お気軽にご連絡ください。
診療費用について
標準的な診療費用は、施設入居者では約2,000円、個人宅では約6,000円となります(月2回の定期訪問、保険1割負担の場合)。
患者様の状況や厚生労働省の診療報酬改定などにより費用が変動しますので、詳細についてはお問合せください。
連携病院について
さまざまな病院と、患者様のご紹介や入院依頼などの連携を行っております。
代表的な病院は、以下のとおりですが、この他の医療機関とも連携をとっております。
- 三鷹病院
- 杏林大学医学部附属病院
- 東京慈恵医科大学附属第三病院
- 多摩総合医療センター
- 都立神経病院
- 至誠会第二病院
- 調布東山病院
- 久我山病院
- 榊原記念病院
- 多摩丘陵病院
- 桜ヶ丘記念病院
- 稲城市立病院
- 多摩川病院
- 東京警察病院
- 国立埼玉病院
- 埼玉医科大学附属病院
- 健康長寿医療センター
- 都立広尾病院
- 国立病院機構東京医療センター
- 東大和病院
- JR東京総合病院
プライムだより
当院の訪問診療を受けられている患者様、ご家族、施設の方へ、不定期に当院からのお知らせやミニ知識など掲載した「プライムだより」をお送りしています。
※「プライムだより 2021年6月発行」
よくあるお問合せ
患者様の状態について
- Q.どのような人が訪問診療を受けられますか?
- A. お一人では通院が難しい患者様で、継続的な療養が必要な方、ご自宅や施設での療養を希望される方が対象となります。年齢、性別、ご病気などは問いません。
- Q. 紹介状が無くても訪問診療を受けられますか?
- A. はい。かかりつけ医や主治医がいない場合、紹介状が無くても診療を受けられます。
- Q. 他院の外来を通院しながらでも、訪問診療を受けられますか?
- A. はい。お一人で通院が難しい方でしたら、他院の外来通院を継続いただきながら、訪問診療を受けることが可能です。
費用・お支払いについて
- Q. 訪問診療にかかる費用はどのくらいですか?
- A. 月2回の定期訪問を行った場合、平均的には施設入居者では約2,000円、個人宅では約6,000円です(保険1割負担の場合)。
- Q. 費用の支払いはどのような方法がありますか?
- A. 原則として、口座振替またはお振込をお願いいたします。訪問診療開始(ご契約)時に、口座振替の書類などをご記載いただきます。
訪問診療の開始・流れについて
- Q. すぐに訪問診療をお願いできますか?
- A. はい。お問い合わせを受けてからの初診も、土日を含めて、可能なかぎり迅速に対応いたします。
- Q. 高齢者施設で訪問診療を受けられますか?
- A. はい。ご自宅以外にも、老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの施設に入居している方の訪問診療を行っております。
- Q. 訪問診療を受けるにあたり、必要なものは何でしょうか?
- A. まずは、医療保険証、介護保険証、公費関連の証明書(自立支援医療、難病、障がい者、生活保護など)をお持ちでしたら、ご準備下さい。
また、これまでに受けられていた病気の治療歴がわかるもの(紹介状、診療情報提供書、お薬手帳、検査データなど)を、初診までにお取り寄せいただければ幸いです。
そのほか、診療費お支払い(口座振替)に必要な銀行口座の情報についても、ご準備下さい。 - Q. 訪問診療開始の流れについて教えて下さい。
- A. 当院の訪問診療をご検討いただけるようでしたら、まずはお電話(0422-26-5686)やフォームでお問い合わせ下さい。ご要望をお伺いしたのち、初診を行い、診療内容にご同意いただけましたら、契約となります。
その後は、定期的に医師がご自宅や施設へお伺いし、訪問診療を行います。定期的にお伺いする曜日・時間帯(夜間を除く)は、患者様のご都合を優先して決めていただけます。 - Q. 契約はどのようにして行いますか?
- A. 当院では感染予防の観点から、電話でご要望などをお伺いしたのち、契約については原則として郵送で対応しております。以下の契約書類一式をご指定の住所(患者様またはキーパーソンの方の住所)へお送りしますので、ご記入の上ご返送下さい。なお、対面での契約をご希望の場合はご相談下さい。
【お送りする契約書類】
①訪問診療説明書
②(介護予防)居宅療養管理指導説明書
③診療等諸費用説明書
④同意書兼連絡先票
⑤口座振替のご案内
⑥口座振替依頼書
⑦口座振替依頼書記入例
⑧返信用封筒
【当院へご返送いただく書類】
①上記の④⑥
②医療保険証のコピー ※提出済みの場合は不要
③介護保険証のコピー ※提出済みの場合は不要
④公費関連の証明書(自立支援医療、難病、障がい者、生活保護など)のコピー ※お持ちの方のみ - Q. まだ歩けるのですが、外来診療から開始して訪問診療に切り替えることはできますか?
- A. はい。まずは、当クリニック(東京都調布市入間町2-28-36)の外来に通院していただき、タイミングをみてスムーズに訪問診療に切り替えることも可能です。
訪問診療のスケジュールについて
- Q. 訪問診療の頻度やスケジュールはどのようになっていますか?
- A. 通常は月2回の訪問診療を行っています。病状が安定されている患者様は月1回となる場合もありますし、必要があれば1週間に複数回の訪問診療を行う場合もあります。
また訪問スケジュール(訪問日とおおよその時間帯)はご相談の上、決めさせていただきます。診療の都合上お伺いする日時を変更させていただく場合もございますが、そのときは前もってご連絡いたします。
また、患者様のご都合でスケジュール変更をご希望される場合も、随時ご相談下さい。なお、前後の診療や交通事情の関係で、お約束の時間から30分程度前後する可能性がございますので、ご了承下さい。 - Q. 土曜日や日曜日の訪問診療をお願いできますか?
- A. はい。事前にご相談の上、土曜日や日曜日の訪問診療にも対応することが可能です。
訪問診療の内容について
- Q. 訪問診療ではどのようなことをするのですか?
- A. あらかじめ決まった日時に、医師が患者様のお住まい(ご自宅、施設)へ訪問し、最近の体調やお困りのことについてご本人、ご家族、介護者の方よりお話を伺います(問診)。そのほか、血圧・脈拍・酸素飽和度・体温の計測や、聴診、触診などの診察を行います。
最後に、診察結果をご本人、ご家族、介護者の方へご報告し、質問などにお答えします。病状に合わせて、当日または後日に、血液検査、心電図、各種検査を行うことがあります。診療内容や検査内容についてご希望がございましたら、何でもご相談下さい。 - Q. 訪問診療でも、病院と同じような診療や検査を受けられますか?
- A. はい。当院では、血液検査などの各種検体検査や、ポータブルの心電図、エコー(超音波検査)、レントゲン機器を常備しており、ご自宅でも病院と同様の検査を行える体勢を整えております。
詳しくはこちら - Q. 急に具合が悪くなった時に対応してもらえますか?
- A. はい。急に具合が悪くなった時にも、24時間365日対応可能ですのでご安心下さい。体調不良の時は、まずは当院の訪問診療部 0422-26-5686へお電話いただければと思います。ご相談内容に応じて、電話での診療・処方や、往診を調整します。命に関わるような緊急性が高い状態が疑われる場合には、救急受診をお勧めする場合がございます。
- Q. 体調不良時には、受診先や入院先を紹介してもらえますか?
- A. はい。在宅での療養が難しい場合、詳しい検査が必要と判断される場合などは、当院の連携病院や、患者様が通院歴のある病院を中心に、当院の医療連携部が迅速に受診先や入院先を調整いたします。
詳しくはこちら - Q. 内科以外の病気も訪問診療をお願いできますか?
- A. はい。精神科・整形外科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・形成外科・小児科・放射線科などの専門医も多数在籍しております。患者様のご希望に合わせて内科以外の診療科の定期的な診療や、必要時のみの往診(当院の定期訪問診療を受けている患者様に限る)が可能です。
詳しくはこちら - Q. 精神科の病院に通院/入院していますが、訪問診療に切り替えられますか?
- A. 施設入所中で、お薬で状態が安定している方でしたら、訪問診療でも可能です。なお、精神科診療枠の都合上、個人在宅の患者様の精神科診療は原則として難しいため(すでに当院で訪問診療を開始している患者様を除く)、ご了承ください。
- Q. 現在、病院へ通院して定期的な処置(注射、点滴、尿道カテーテル交換など)を受けていますが、在宅でも受けられますか?
- A. はい。処置内容にもよりますが、在宅で安全に管理・実施できる内容でしたら、最大限に対応しております。
詳しくはこちら - Q. 在宅での緩和ケアをお願いできますか?
- A. はい。当クリニックは常勤の麻酔科専門医がおりますので、癌性疼痛、整形外科的な疼痛など、さまざまな病気に伴う痛みの緩和が可能です。
- Q. 家族を一緒に診てもらえますか?
- A. はい。通院が困難な方であれば、ご一緒に診察が受けられます。
- Q. 定期的な訪問診療は受けずに、体調が悪くなったときのみに往診してもらえますか?
- A. 当院では、患者様の普段の状態をしっかりと把握したうえでの臨時対応を行っております。そのため、毎月の定期的な診察を行っていない患者様では、単発の往診依頼は受けられない場合がございますので、ご了承ください。なお、今後当院での定期的な訪問診療をご検討されている場合には、ご相談いただけますと幸いです。
- Q. 専門診療を行っている医師の経歴を教えてもらえますか?
- A. 各医師の経歴については個人情報のため、一部の医師を除き、ホームページでの公開はしておりません。どのような診療が可能か詳しくご相談したい場合には、お電話でお問い合わせいただければ幸いです。
- Q. 他院の訪問診療を受けていますが、当院の専門診療のみ受けることは可能ですか?
- A. 原則として、厚生労働省の規定により、2つ以上の医療機関の定期訪問診療が認められておりません。そのため、単発の臨時往診や、専門診療のみの往診依頼はお引き受けできない場合がございますので、ご了承下さい。
お薬について
- Q. 薬を取りに行けない場合はどうしたら良いですか?
- A. お薬を取りに行けない場合は、調剤薬局からのお薬の配達も可能です。お薬の配達を希望される場合は、担当のケアマネージャーとご相談の上、配達できる調剤薬局をご紹介いたします。
- Q. 今まで多数の医療機関を受診していて、たくさんの薬を飲んでいるのですが、減らすことはできますか?
- A. はい。当院は、「ポリファーマシー」の問題にも、積極的に取り組んでおります。お薬の種類が多い場合は医師へご相談下さい。お薬を整理して減らせる可能性があります。また、医師のほうからも適宜お薬の内容についてご提案をさせていただくことがあります。
- Q. ポリファーマシーとは何ですか?
- A. 多数の薬剤を服用することで、かえって副作用が起こっている状態のことです。複数の診療科や病院に通院されていたご高齢の患者さんでは、各診療科や各医療機関から”疾患”に対して投薬を受けるため、結果的に多数の薬剤を服用されていることがあります。
そのためポリファーマシーが起こりやすく、気付かぬうちにお薬が原因でかえって身体に悪影響が出てしまうことがあります。当院は、「かかりつけ医」として複数診療科にまたがる疾患についても総合的な診療を行い、”疾患”ではなく”患者さん”を診ていきます。
ポリファーマシーによる悪影響が懸念される場合には、患者さんや介護者の方、薬剤師、看護師とも相談しながら、適切な減薬も提案し、ポリファーマシーの改善にも取り組んでおります。
各種書類について
- Q. 各種書類(マッサージ同意書、訪問看護指示書、おむつ証明書、生命保険用の診断書、など)を書いてもらえますか?作成の費用はどのくらいですか?
- A. 当院の定期訪問診療を受けていらっしゃる患者様でしたら、各種書類作成が可能です。公費対象の患者様でも、保険適応外の書類(診断書など)は自費となりますので、詳しくはお問い合わせ下さい(例:診断書1通 3000円+税)。
- Q. 介護認定未申請ですが、主治医意見書を記載してもらえますか?
- A. はい。主治医意見書は、当院で継続的な診療を行っている(または、行う予定がある)場合に記載いたします。新しく当院の訪問診療を受けられる患者様や、介護認定未申請の方でも、初診を行った後でしたら主治医意見書を記載可能です。
- Q. 主治医意見書作成のためだけに往診してもらうことは可能ですか?
- A. 原則として、意見書等作成のためだけの単発の往診は、患者様の普段のご様子を把握できず記載内容に当院で責任を持てないことから、お引き受けできない場合がございますのでご了承下さい。なお、当院での訪問診療をご検討されている場合には、ご相談下さい。
クリニックのご案内
プライムクリニック
住所:〒182-0004 東京都調布市入間町2-28-36 ウェリスオリーブ成城学園前1階
Tel:050-1746-1165
Fax:042-633-4885
プライムクリニック三鷹
住所:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-22-14 岡田ビル2F
Tel:0422-26-5686
Fax:042-633-4896
訪問診療部(2クリニック共通)
Tel: | 0422-26-5686(事務受付:平日9時~18時、医療対応:年中無休24時間) |
Fax: | 042-633-4896 |