児童精神科・心理カウンセリング・プレイセラピーとは

児童精神科・心理カウンセリング・プレイセラピーとは、いずれも「こころの病」を扱う診療科です。 当院では、こころと体の症状を、患者さんの置かれている環境も考慮して、総合的に改善できるよう診療を行います。 必要に応じて、身体科の医師とも連携をとりながら、診療・治療を進めていきます。

診療日:土曜 9:30~17:00(基本は1人30分枠、初診は1時間程度)
※完全予約制のため、ご希望の方は前日までにお問い合わせください。
※充実した診療を行うため、初診までに以下のWeb初診時問診票のご記入・送付をお願いします。スマホ・PCのいずれでもご記入可能です
(印刷不要、所要時間 約10分)

児童精神科

児童精神科では、幼児から中学生までのお子さんの「こころの病」を扱い、不登校、ひきこもり、摂食障害、発達障害、ADHDなどを対象とします。
心理カウンセラーによる知能検査(WISCなど)、心理検査も行っております。
※未成年の方は、初診は保護者の付添いをお願いしております。
2回目以降は、保護者の方の同意がありましたらご本人様のみの受診も
可能な場合がありますので、ご相談下さい。
※学校、保育園、幼稚園などへの訪問やご相談受付も可能です。

心理カウンセリング

当院では、公認心理師・臨床心理士の資格をもつ女性カウンセラーによる、心理カウンセリングを行っております。
カウンセリングでは、相談者様の困りごとを解決するサポートすることを目的としています。
そのために、カウンセラーとのコミュニケーションを通して、相談者様がご自身の抱える問題に対する気づきを得たり、理解を深めたり、行動変容したりするのを手助けいたします。
カウンセリング・プレイセラピーをご希望の場合は、まずは医師の診察を受けていただきます。

【料金】50分枠 5,500円、25分枠 2,750円(税込)
※初回は50分枠、2回目以降は50分または25分のいずれかをご選択いただけます。

子どもの心理相談

当院では、精神科医師との連携のもと、心理士がお子さまの心理・発達に関するご相談をお受けしています。

【内容】お子さまへのカウンセリングやプレイセラピーおよび保護者相談を通して、問題解決を目指します。

カウンセリングのイメージ写真

カウンセリング

心理士との対話を通して、自分の気持ちの理解や整理を行い、問題解決に向けての具体的な方法を考えていきます。
カウンセリングの中で見つかった課題についてのワークを取り入れることもあります。

プレイセラピーのイメージ写真

プレイセラピー

自分の気持ちを言葉でうまく表現できない場合に行われる、遊びを介した心理療法です。
遊びの中で表現されるものを通してお子さまの気持ちを理解したり、お子さま自身が自分の気持ちを整理したりしながら、問題解決の糸口を探ります。

保護者相談のイメージ写真

保護者相談

ご家庭や園・学校での様子をうかがいながら、お子さまについての理解を深め、よりよい対応について、一緒に考えます。
必要に応じて、ペアレント・トレーニングなど、保護者向け個別プログラムのご提案もいたします。

相談の流れ

当院精神科にて医師の診察をうけていただき、医師の了承のもと、お申込みいただきます。

初回
ご心配ごとやお困りごと、ご希望等をおうかがいします。カウンセリング・プレイセラピーの適用が認められる場合には、進め方をご提案します。
※内容や状況によりカウンセリング・プレイセラピーを実施しない、あるいは他機関をご紹介する場合があります。
2回目以降
カウンセリング・プレイセラピーの適用が認められる場合には、継続的に実施します。
ご相談内容や状況に応じて、様々な形で対応いたします。
終結
問題の解決、状況の改善、状態の安定などにより、合意のうえ、相談終結となります。

料金

  • カウンセリング・プレイセラピー(保護者相談を含む):1回50分 5,500円
  • 保護者相談:1回25分 2,750円(当院でお子さまが心理相談を受けている場合に限り、保護者相談のみの予約も承ります)

このような症状はご相談ください(例)

  • いらいらする、落ち着かないことがある
  • 落ち込みや、気分がふさぐことがある
  • これまで楽しんでいた趣味や活動に興味がなくなる
  • 食欲がなくなる、または異常に食べ過ぎてしまう
  • 実際には存在しないはずの物・人が見えたり、聞こえたり、感じたりする
  • 寝つきが悪い、または異常な眠気により日中も寝てばかりいる
  • 身体を動かしていないのに疲れやすい
  • 集中力が落ちたり、学校の成績が悪くなった
  • 不登校、ひきこもりが続いている
  • パニックを起こしやすい、集団行動が苦手
  • 自分を傷つけてしまったり、「自分はいないほうが良い」と考えてしまう
  • 頭痛、めまい、倦怠感、吐き気、腹痛、便秘、下痢などが、心理的・社会的な要因(ストレスなど)に関係して起こっていると考えられる

児童精神科で扱う疾患

  • 不安障害
  • うつ病
  • 摂食障害
  • 注意欠陥/多動症(ADHD)
  • 自閉スペクトラム症
  • チック症
  • 強迫性障害
  • 転換性障害
  • 解離性障害
  • 心的外傷後ストレス障害
  • 児童期の統合失調症 など